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酒類卸売業免許

酒類卸売業免許

酒類販売卸売業(問屋)とは、酒類メーカーから直接酒類を仕入れて、酒屋やスーパー、量販店などの小売店に卸す仕事です。酒類卸売業免許を取得することで、酒類販売業者や酒類製造業者に酒類を継続的に販売することができます。

酒類販売業者に対して酒類を継続的に卸売することができます。

酒類卸売業免許は、全種類卸売業免許、ビール卸売業免許、洋酒卸売業免許、輸出入酒類卸売業免許、特殊酒類卸売業免許に酒類分けされています。

 

①全酒類卸売業免許

原則として、すべての品目の酒類を卸売することができます。
年間の平均販売見込数量が100kl以上である必要があります。

 

②ビール卸売業免許

ビールを卸売することができます。
年間の平均販売見込数量が50kl以上である必要があります。

 

③洋酒卸売業免許

果実酒、甘味果実酒、ウイスキー、ブランデー、発泡酒、その他の醸造酒、スピリッツ、リキュール、粉末酒及び雑酒を卸売することができます。
年間の平均販売見込数量の要件は規制緩和により廃止されました。国産・外国産を問いません。輸出も輸入も可能です。

 

④輸出入酒類卸売業免許

自己が輸出する酒類、自己が輸入する酒類を卸売する。
年間の平均販売見込数量の要件は規制緩和により廃止されました。
実際には輸出と輸入は別々に審査されますので、輸出のみ又は輸入のみとなる可能性があります。

 

⑤店頭販売酒類卸売業免許

自己の会員である酒類販売業者(住所及び氏名又は名称並びに酒類販売業者であることを免許通知書等により確認した上で、会員として登録し管理している酒類販売業者に限ります。)に対し店頭において酒類を直接引き渡し、当該酒類を会員が持ち帰る方法による酒類の卸売ができる免許。

 

⑥協同組合員間酒類卸売業免許

自己が加入する事業協同組合(中小企業等協同組合法に基づくものに限ります。)の組合員に対する酒類の卸売ができる免許。

 

⑦自己商標酒類卸売業免許

自らが開発した商標又は銘柄の酒類の卸売ができる免許。
酒造会社に委託製造してもらったオリジナルの商品の卸売ができます。輸出も可能です

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